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MUNI

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About

世界中から集めた手仕事のファブリックを
日本の職人が一足ずつ仕立てることで生まれる一点物

MUNIの靴は、世界中から集めた⼿仕事のファブリックを、柄の出方を考えながら一枚ずつ丁寧に裁断し、国内で縫製・製造しています。
そのため、決して同じものがない、世界に一つだけの唯一無二のシューズです。
そして、この“⼀点物の魅⼒”をアートピースとして飾ることではなく、 “⽇常のファッションとして⾃然に履ける美しさ”へ落とし込む。
素材の表情を主役にしながらも、靴のシルエットはあくまで現代的で、過度に装飾せず、引き算のデザインで整えることで、⼿仕事ファブリックがファッションとして息づきます。

素材そのものが⼀点物であり、 仕⽴て⽅も⼀点物。
そして、その美しさを“⽇常の装い”へ落とし込む。
だから、MUNIは常に世界にひとつのかたち。

First Collection Fabric

  • 01

    COVERLET

    カバレット
    18~19世紀のアメリカで家庭の織機を使って作られていた手織りの伝統的なファブリックです。
    この織物は北欧の織物にルーツがあり、北欧からアメリカへ移住した人々により持ち込まれました。
    技法のOVER SHOTとはコットンの経糸にウールの緯糸を“重ねて”模様を浮かび上がらせる独特の技法で、 星・花・幾何学などのフォークアート的な柄が特徴です。
    19世紀後半、工業化によって大量生産の布が広がると、家庭で織られるOVER SHOTは徐々に姿を消していきますが、 20世紀以降“アメリカン・フォークテキスタイル”として再評価されました。
    現代では、アンティークとして数十年~100年以上の時を経たものが市場にわずかに残るのみ。とても希少価値の高いファブリックです。
    同じ柄でも糸の太さや色の変化、織り手の癖によって微妙に表情が異なり、一点として同じものが存在しません。
    まさに、長い時間を旅して生き残った一枚のアートピースと言える存在です。
  • 02

    SUZANI EMBROIDERY

    スザニ刺繍
    スザニ刺繍は、ウズベキスタンを中心とした中央アジアで古くから受け継がれてきた伝統刺繍です。
    ペルシャ語の「suzan(針)」を語源とし、16~17世紀頃には現在の形が確立したといわれています。
    かつてスザニは、娘の結婚を祝う婚礼布として、家に娘が生まれた日から母や叔母、家族の女性が総出で制作に取り掛かるもので、女性たちが心を込めて仕立てる特別な布でした。
    太陽や花、生命の木などの豊かなモチーフには、繁栄・幸運・永続する愛への祈りが込められています。
    布を複数のパネルに分け、それぞれ別の手で刺繍を施し、最後に一枚に仕立てる独特の制作方法から、 スザニは一点ごとにわずかな表情の違いが生まれ、同じものが二つとない唯一の布として大切にされてきました。
    シルクロードの交易を経て世界へ広がったスザニは、現代ではインテリアやファッションの分野で再び注目され、 手仕事の温度を宿したアートとして親しまれています。

LOOKBOOK

FIRST COLLECTION LOOKBOOK

ファーストコレクションは、1800年代後期〜1900年代中期に家庭用織り機で手で織られたカバレット(ベッドカバー)と、ウズベキスタンで直接見て買い付けた手刺繍のスザニをシューズに仕立て、ファッションに落とし込みました。